2012/05/21

ウスラトンカチ森へ行く

タンゴ僧院&チェリ・ゴンパ、の近くへドライブ。(膝が「もうやめれ」とわめくので、山の上にある僧院&ゴンパには登ることができなかった。)
都会の喧騒を離れたい向きにはティンプー北部はおすすめだと思う。
私は疲労から回復せず、ぼんやりとしたウスラトンカチになっていた。力を抜いて、ただ自然が私を癒してくれるのにまかせていた。



また水力マニ車を発見。
信仰が続く限り、この半永久機関は衆生のためにマントラを唱え続けるのである。


お堂と岩絵。岩絵は2年に1回ほど塗りなおすという。山国の気候では劣化が激しかろう。


てんこ盛りの超ミニ仏塔。

岩絵の下から聖水が湧く。飲んだらおいしかった。腹は壊さなかったよ。

清流に沿ってさかのぼる。
水の轟く音がピュアだ。周囲が森で雑音がないからだ。


お祈り石。

象さん石。

魚さん石。


ウゲン氏が「泳ぎなよ!」とからかうので、「私は自分を洗う必要がありますね」と答えておいた。でももちろん洗わなかった。洗えば目は覚めるけれど次の瞬間に凍え死にするだろうから。



なにもそんなところに住まなくても・・・というような場所に村がある。
四国山脈の「天空の家」を思い出した。あれらはわけもなく斜面に建てたのではなく、昔の山越えの道に沿って建てたものそうだ。ブータンのありえない高さの集落もそうなのだろうか。
いや・・・ブータン人なら「天に近い」とかいう理由だけで高所に住みそうな気もする。


水のお堂。名前忘れた。わかったらカキコします。

蛇さん石。水と蛇との関係は世界各地の信仰に見られる。

何だかわからない写真だがお堂内部。湧水が溜まっている。

マントラ石。

脱力を加速させる落書き。



工事中の寺にも寄ったのだが、何という寺なのか忘れた。本当にウスラトンカチである。

ネパール式仏塔。四角いブータン式とはだいぶ違う。

石と木でできた橋のあたりでのんびり楽しんだ。対岸にお堂が並んでいる。


牛さんが、
角で扉を、
押し開けて、
橋を渡ってお参りにゆきましたとさ。

鳥さんが、
しきりにディスプレイして女の子を呼んでいて、
「あれ?どこいくの?」

ふられましたとさ。


ウスラすぎて書くことがないので、以下は森で出会った風景。

小山の左右に木に隠れた僧院が。

岩陰にぶら下がる茶色い逆さタケノコ型の2つの物体は、巨大な蜂の巣。長さ1mはありそう。




こういう民家もあるのだ。




ブータンは新しい建物を作る際には国産材を使うよう定め、森の循環再生をはかっている。

ひょろ長っ。


ゴ(男の子の民俗衣装)の下はお洒落してるんだね。


芋虫。

小坊主さんが運転。

水力発電所だったような・・・。

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